副詞的用法:to不定詞 3つの用法の違いをわかりやすく解説

to不定詞の基本

まずは「to不定詞」の基本をおさらいしましょう。

前回の記事はこちら→【名詞的用法】TO不定詞の3つの用法をマスター!

  • to」の後に動詞の原形を置いたものをto不定詞と呼んでいる

動詞の原形とは過去形のedや三単現のsなどがついていないそのままの形の動詞のこと

例:playusegotakeのように何も変化してない辞書をひくときの形

  • to不定詞には以下3つの種類がある

名詞的用法
副詞的用法
形容詞的用法

[to + 動詞の原形]という見た目はまったく一緒なので3つの区別をしなければならない

ちょっとかたくるしい前置きになってしまいました(笑)

前回は名詞的用法をやったので今回は副詞的用法を解説しましょう。

副詞的用法

この用法はすでに完成した文に「なんで?」という理由をちょい足しするものです。

まずは下の文を見てください。

I went to the library.
私は図書館に行きました。

このすでに完成してる文に理由ちょい足ししたいときに使えるのが副詞的用法です。

訳は「~するために」です。

I went to the library (to study English)英語を勉強するために.

わかりやすいように( )をつけましたが、副詞的用法はあくまでおまけ的な役割です。

こいつがなくても文は成立するんです。

すでに完成している文に「なんで?」という理由を付け加えるだけです。

もう少し例文を見てみましょう。

He studied hard to become a doctor.
彼は医者になるため必死に勉強した。

「to不定詞」が理由をちょい足ししているのがわかりますか?

He studied hard.
彼は必死に勉強した。
↑の文に
「なんでそんなに必死に勉強したの?」
という理由を付けたしくれるのが副詞的用法です。

He studied hard (to become a doctor)医者になるために.

感情の理由も表せる

be動詞を使った文にこの副詞的用法を付け足すことも出来ます。

「なんで?」という理由ちょい足しすることは変わらないので安心してください。

訳が「~して/~したから」になるだけです。

I’m glad.
私は嬉しいです。

*glad=happy

ではこの文に「なんで嬉しいの?」という理由ちょい足ししましょう。

I’m glad (to meet you)あなたに会えて.
どうでしょうか?

使い方や役割などは変わらず訳が「~して」になっただけですね。

ではもうひとつだけ例文を見てみましょう。
She was surprised to hear the news.
彼女はその知らせを聞いてビックリしていた。
もとの文は↓です。
She was surprised.
彼女はびっくりしていた。
ここに「なんでびっりしたの?」という理由を副詞的用法でちょい足しですね。

She was surprised (to hear the news)その知らせを聞いて.

最後の形容詞的用法はこちら!

名詞的用法をもう一度チェックしたい方は↓

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