英語は文でも形容詞にできる?!:ハイフンを使った複合形容詞

’この学校で一番かわいいのは私なの’みたいな彼女の態度が好きじゃない」

という↑の文は英語でどう表せばいいでしょうか?

自在に形容詞を作るテクニックを身に着ければもっと自由に英語の表現が出来るようになりますよ!

ハイフンを付ければなんでも形容詞にできる

英語ではハイフンをつければどんなものでも形容詞にできるのを知っていますか?

複合形容詞と呼ばれるこのテクニックを身に着ければ英語表現の幅がぐんと広がります。

複合形容詞の基本

複合形容詞なんて聞くとなんだか難しいような気がしてきますが、その正体はハイフンで結んだだけの形容詞です(笑)

簡単な例を見てみましょう。

He is a good-looking guy.
彼イケメンだよね。
He’s not from an English-speaking country.
彼は英語圏の出身じゃないよ。

「見た目がいい」はgood-looking、「英語を話す」はEnglish-speakingのようにハイフンで結ぶだけで形容詞にできます。

複数形には注意

普段複数形で表している形容詞はハイフンで結んだ場合は単数形になることに注意しましょう。

2つの文でくらべてみましょう。

I have a five-year-old daughter.
私には5歳の娘がいます。
My daughter is five years old.
私の娘は5歳です。

Titanic is a three-hour movie.
タイタニックは3時間の映画です。
This movie is three hours.
この映画は3時間です。
このようにハイフンで結んだ場合はすべて単数形になるので注意しましょう。

応用編:文をハイフンで結ぶ

この複合形容詞は非常に身近なものですが、ネイティブは文をハイフンで結び自由に形容詞を作ってしまいます。

「彼女の’この学校で一番かわいいのは私なの’みたな態度が好きじゃない」

は英語でどう表せばいいでしょうか?

I don’t like her attitude.
彼女の態度が好きじゃない。
この↑の文の態度 (attitude)がどんな態度なのかを表す形容詞を作ってみましょう。

まずは「私がこの学校で一番かわいい」を普通の英語の文で作ります。

I’m the most beautiful girl in this school.

あとはこの文をすべてハイフンでつなげばそれだけで形容詞になってしまうんです!

ハイフンでつないでattitudeの前に置いてみましょう。

I don’t like her I’m-the-most-beautiful-girl-in-this-school attitude.
’私がこの学校で一番かわいいの’みたいな彼女の態度が好きじゃない。
こんな感じです。

このテクニックを覚えるとかなり会話表現がかなり広がります
ネイティブは自由にこの複合形容詞を使って会話していますが、もちろん会話ではハイフンは見えません(笑)
メールなど文にするときでもわざわざハイフンはつけないこともあります。

最後にgossip girlという海外ドラマのワンシーンからこの複合形容詞を使った表現を紹介します。
どういう意味かわかりますか?

Rufus: How was your mom?
Jenny: Good… fine, I guess.
Dan: She’s good and fine.
Rufus: Like ‘Maybe I should never have left Manhatten’ fine or ‘Taking a time-out from my marriage was the best idea I’ve ever had’ fine?

最後のRufusの長いセリフで複合形容詞が使われています。
会話なのでハイフンはついていません。
日本語字幕は「別居を後悔してた?それとも楽しんでた?」となっています。

なんでー?!という人はこちらの記事をチェックしてみてください

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