「おすすめの文法書ないですか?」
この質問はかなりよく聞かれます。
英語の文法書ってたくさんあってどれを買えばいいのか選ぶのが大変ですよね。
おすすめの文法書
レベルと目的別におすすめの文法書をまとめました。
どれも有名で人気のある文法書なので自分のレベルと目的に合わせて参考にしてください!
初心者~:間違いのない1冊
以前はForestという名前でしたが、今は後継版としてEvergreenと名前を変えて出版されています。
中学~大学受験までの英文法をしっかりカバーしています。
TOEICに必要な文法もこれ1冊で十分です。
解説もシンプルでわかりやすいです。
はじめて英文法書を買うのに迷ったらこのEvergreenを買っておけば間違いないです。
ちなみに僕が英語の勉強を始めた時に使っていたのがEvergreenと名前が変わる前の総合英語Forestです。
自然と例文を暗記してしまうくらい何度も読み込みました。
初心者~:とにかく会話力をあげたい
「英語を話す」ことに特化した人気の英文法書です。
イラストも多くわかりやすいです。
NHKのラジオ番組で著者の大西先生をご存知の人もいるんじゃないでしょうか。
例文や解説もユーモアを交えた独特の語り口でとても読みやすいです。
「面白い文法書がいい!」って人におすすめです。
あくまで「英語を話すこと」を重視した文法書なので、分詞構文などの書き言葉、つまり会話で使われることのない文法は解説されていません。
初めての文法書で迷ったら、「Evergreen」か「一億人の英文法」のどちらかを購入しましょう。
中級~上級者向け:とにかく詳しい文法書が欲しい
おそらく日本語で書かれた英文法書の中で一番詳しく解説された文法書です。
英語で著名な方々の中にもこの文法書を使っていたという人が多いようです。
まさに英文法の辞書といった感じでレベルの高い文法まで網羅されています。
ただ例文もハイレベルなのでまったくの初心者という人にはおすすめしません。
英語をしっかり極めたい人はとりあえず手元に置いておきたい文法書です。
中級者~:ネイティブ感覚を身に着けたい
こちらは英語で書かれた文法書です。
ネイティブがどういう感覚で英文法を使っているのかがよくわかる解説が満載です。
基本的なの英文法はもちろん、新聞などの見出しで省略される英文などまさにかゆいところに手が届く文法書です。
前置詞の細かな違いは特に秀逸で僕もとてもお世話になっています。
またイギリス英語とアメリカ英語の違いがある場合はそれぞれ例文が付いていて、放送禁止用語のスラングの使い方まで真面目に解説してくれています(笑)
ちょっと値段が高いですがそれだけの価値は十分にあります。
文法用語さえ覚えてしまえば英検2級、TOEIC600~くらいの人でも読めると思います。