willとgoing toの違いって何?:簡単な使い分け方

willgoing toて何が違うの?」

英語を勉強していれば必ず一度は思う疑問ですよね。

willとgoing toの違い

willgoing toの違いはとても幅広く、同じような意味になる場合も多いので人によっていろんな解説がありますが、簡単な使い分けを紹介します。

単純に未来を表したいならwill

特別なニュアンスや理由がないなら未来を表すベーシックな形willになります。

He will turn 21 on July 14.
7月14日で彼は21歳になる。
It‘ll be Spring soon.
もうすぐ春ですね。
誕生日が来て歳をとったり、冬の次に春が来るのは当たり前のことで特に特別な意味は込められていないのでwillを使います。

その場で決めたこともwillで表します。
I‘ll call you later.
後で電話するね。
I‘ll hit you if you touch me again.
次触ったら殴るから。

話し手の単なる予想にもwillを使います。
She will come back sometime in the afternoon.
彼女は今日の午後には戻ると思うよ。
It‘ll still be hot this week.
今週もまだ暑いと思うよ。

going toには根拠がある

going toを使うときは何かしら現在に関わる「根拠」があります

単純に未来のことだけでなく現在と関わりがあるのがgoing toです。

あらかじめ決まっている予定を表すときにはgoing toを使うのですが、

それは現在すでに何か準備を始めいてその予定の根拠があるからgoing toを使うのです。

We’re going to buy a new house.
新しく家を買う予定です。
その場で突然思い立って家を買う人はまずいないですよね。
現在いろいろ準備をしていて、これから家を買うわけですからgoing toを使います。

I’m going to keep asking him to quit smoking.
彼にタバコをやめるようにこれからも言い続けるつもりだよ。
今思い立って「やっぱやめるように言うわ」と決めたわけではなく、
現在も説得中なんだけどこれからもやめるまで説得を続けるつもりということなのでgoing toを使います。

It’s getting cloudy. It’s going to rain.
曇ってきたね。こりゃ雨になるね。

なんとなく雨が降りそうという単なる予想ではなく、「雲で外が暗くなってきている」という根拠がありますね。なのでwillではなくgoing toを使います

willとgoing toをくらべてみよう

実際にwillgoing toを例文を使ってくらべてみましょう。

I think it will cost 50 dollars to replace the door.
ドアの交換は50ドルくらいじゃないかな。

ただの話し手の予想なのでwillを使います。

I got an estimate this morning. It’s going to cost 70 dollars.
今朝見積もり取ったよ。70ドルになるって。
現在すでに見積もりを取って根拠があるのでgoing toを使っています。

Watch out! We’re going to crash!
危ない!ぶつかっちゃうよ!
現在目の前に危険が迫っていて、このままではぶつかるという状況です。
根拠がありますのでgoing toを使います。

Did you lend him your car? He’s a terrible driver. He‘ll crash it.
あいつに車かしたの? あいつ運転下手だよ。 たぶんぶつけるよ。
確実な根拠とは言えずあくまで話し手の意見からの予想なのでwillを使っています。

最後に

willgoing toの違いはときにあいまいで、どちらを使ってもかまわない場合もあります。

気にしすぎて会話が出来なくなるくらいなら好きなほうを選んで使いましょう。

この2つの使い分けを間違えたからといって変な意味になったりはしないですから。

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